weissenborn を入手するまで

WEISSENBORNというマニアックなギターをこれまた日本では全く無名のFlorian Chateauというルシアーにオーダーするという人柱的な一部始終です。多くの方に読んでもらうブログではありません。たまに過去記事に加筆修正します。コメントはどなたでもお気軽に!

材の候補

サプライヤーから候補となる材の写真が送られてきたそうで、早速送ってきた。

材はいまサプライヤーサイドに在って「これで気に入ったらサプライヤーから買う」

っと言ってきました。 フランスの掲示板での話ではこのサプライヤー、トニーフラシスのものと同じらしい。(まあ、どうでもいいけど)

木目がわかるよう表面を濡らしてある。

いわゆる「虎目びっしり」ではなく僕のイメージに沿ったFigured KOAだ!

ただ、完成するとサウンドホールの下くらいに位置するであろう白い部分(sapwoodというそうだ)が気になる。

 

Florian曰く「白いところは消えちゃうよ」らしい。

どう消えちゃうのか? 指板の下に隠れるのか?サウンドホールとして切り抜かれるのか?

白い部分は表板上良いアクセントになると思うんですが、こういう白い部分はタスマニアン・ブラックウッドで作ったワイゼンボーンではよく見かけるがオリジナルのワイゼンボーンを含めKOAの作品ではみたことがないのです。

せっかくKOAで作るんだから完成品には無い方がいいなあ。 

どうやって消えちゃうのか確認中。

 

【追記 25日夕方】

「十分なマージン取って切るから大丈夫だよ」だって!

 

TOP板の中央でマージンかよ!あほ! (正直な感想)

 

で、新しい候補(sapwoodのないやつ)出したら?と提案中。さてどうなるか?

でも、すぐリプライがあるのがいいね! ヒマじゃないだろうに。

 

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材の入手その2

「希望した写真のものと同じ木(固体)がある。」と木材サプライヤーから連絡有り。

「結構似たものが作れんじゃね?」とフローリアン。

 

木材サプライヤーからの写真を待つことに。

塗装した後の木目は分からないが感じはつかめそう。

 

大した額を払うわけじゃないのにこういうところから希望を言える。これ素晴らしい!

 

 

希望で出した写真をもう一度。

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マイク

昔はサンライズやフィッシュマンを使っていましたが今はライブやレコーディングするわけではないので、マイクはいらないです。

 

マグマイク、いまはセイモアダンカンのSA6ってのがいいらしいです

希望した内容

 

伝えた希望を書いておきます

 

まず前提として

見た目も音色もオリジナルワイゼンボーンになるべくちかいこと。

 

希望1

STYLE3や4でみられる、いわゆる”虎目”はSTYLE1には似合わない。

標準のSTYLE1だとプレーンな木目なので退屈。

こういうのがいい!

彼の作品です。 

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2フィンガーボードの色はボディーとほとんど同じかやや暗い色。

 鮮明な模様が入っているのはイヤ

 

3トップ板の木目がいわゆるVの字型に張り合わさってるのはイヤ。

 

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材の入手

早速連絡が来てわたしが希望するような材がいまあるか?いつ入手できるのか?サプライアに聞いていると。

 

事前にこんなんがいいな!と希望を映像で送っといたので希望にそうような材が入手できるか調べてくれているらしいです。

 

事前の希望に他のルシアーの作品を混ぜることはせず、彼の作品のみに絞りました。

まだネットに露出があまりないのでチト苦労しましたが.....