weissenborn を入手するまで

WEISSENBORNというマニアックなギターをこれまた日本では全く無名のFlorian Chateauというルシアーにオーダーするという人柱的な一部始終です。多くの方に読んでもらうブログではありません。たまに過去記事に加筆修正します。コメントはどなたでもお気軽に!

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

楽器の音の良さは

KOAの記事でそんな話が出てきたので以下、私の主観です。 何が決定的かといえば プレイヤーの技量 が一番だと思います。 (たとえばデビットリンドレーがステージでいくつも weissenbornを使い分けることがありますが、その全部がメキシコ製の安物だと本人が…

KOA その3

長年に渡って、「どういうやつが音がいいのか?」について多くの議論がされてきました。多くのプレイヤーやルシアーは、実際、weissenbornsに最高の音色を与えるのは、カーリーで、より単純な, 模様のない(Blog主談:カーリーなのに単純?)KOAだと言います…

KOA その2

KOAは、ハワイの天然の硬材の中で最も美しく有用であると広く考えられており、Monkey PodとMangoとともに、米国下の48州に輸入される最も一般的なハワイ種です。 視覚的には、KOAはマホガニーと比較されていますが、作業性や機械的特性の面ではクルミと比較…

{本題からはそれますが....}ギブソン製のウクレレ

ふーん、ギブソン製のウクレレねー。 ピンとこない web.smartnews.com

KOA その1

製作開始までまだ日があるので(おい、またか) 意訳シリーズ第2段。KOAについて です。 元ネタはこちら。 英文を日本語に意訳しただけで、なんの生産性もありませんがGoogle翻訳だけだとわかったようなわからないような微妙なものになってしまうので。 日…

WEISSENBORNの歴史 最終回

ギターについて ハワイのギターブームで、ホローネックギターが登場しました。ホローネックギターはその構造から音質、音量が向上しました。 1920年代後半に、NationalsやDobrosのようなレゾネーターが登場し、ハワイアンギターの全盛期やWeissenbornのギタ…

WEISSENBORNの歴史 その2

1926年 ハーマンの息子が亡くなる。 代わりに Rudolph Dopyeraが期間限定で雇われる。 ちなみに彼は1930年にthe National Dobro Coへ戻ります。 工房では4つのスタイルのスチールギターのほか、並行して4つのスタイルのスパニッシュギターが作られ…

WEISSENBORNの歴史 その1

作成開始まであと1週間位あるので、ワイゼンボーンの歴史を日本語で意訳していきます。 もとにするのはこのページとこのページ。 おなじみハーマン・ワイゼンボーンさん 量産に入る前のギターにはこのラベルが貼られたそう。 (なんか私的にはモンティーパ…

ED GARHARDのワイゼンボーン

製作開始までもうあと10日くらいあるので、それまでちょっと脱線します。今しばらくお付き合いください。 YOUTUBEでWEISSENBORN関連の動画を探すとをED GARHARDの動画がチラホラでてきます。 彼はエンドースメントか何かなのでしょう、Breedloveという会社…

質問の答え

答えが帰ってきました。(はえーっ) 1:PayPalは私の理解が正しく、まずFlorian側でbilling orderを作らな きゃいけない。 けど忙しくてなかなかできないそう。 待ちましょう。 2現在の予想出荷時期は10月半ば。 ちゃんとニカワやシェラック塗装の乾燥…

質問とお願い

いくつかわかんないことが在ったので、メールを送っときました。 1;支払いってどうすればいいの 彼のルールは5ヶ月に分割して製品の価格を、最後の月に製品 価格の1/5と送料を払うというもの。 PayPal経由ですがPayPalってアカウントはとうに申 請してい…

一両日中にフランス着

Florianから連絡が来て、ハワイから発送された材が一両日中にフランスの彼の工房につくと。(おいっ、2週間じゃなかったのかい!) さあいよいよ始まります。 その前にYOUTUBEでも数少ない彼の作品をみておきましょう。 STYLE 4 youtu.be STYLE 1 youtu.be …

ドイツの楽器屋Bediaz

ワイゼンボーンばっか(そうでもないか)扱っているドイツの楽器屋Bediaz。 なかなかマニアックな取り揃え。 ギブソンが倒産するご時世、これまでの全方位的な店はどんどん淘汰され、ある意味、極端なビンテージ志向とかある特定の楽器にはめちゃ強いとか、…

自分の好みをどう伝えるか

好みをどう伝えるか。 ちゃんと見てくれることが大前提になりますが、メールでつらつらと、長い文章を書くのも嫌なので、メールはなるべく簡潔にまとめて、僕のコメント入り写真をいくつか入れて文章を書いてそれをクラウドに入れシェアする方法をとっていま…

指板

材も決まったことだし、あとは指板の好みを作成が始まる頃伝えればいいかな。 ちなみに指板はボディーと同色または若干暗くてもいい。 また、筋や模様(明暗)、カールがないプレーンなやつがいいな。 基本的にはルシアーを信頼していますが、なにせ相手は日…

VATその2

Sorry I made a big mistake in my first mail it was not include VAT but exclude VAT. Sorry for that big mistake. と返事が。 わかったとしか返しようがないです。 作成を始めるまえに疑問点はすべてクリアにしておきたかったんです。 [追記] 話による…

輸出時のVATの扱い

フランスは前にも述べたようになにか買い物すると付加価値税(VAT)がつくので、Florianのプライスリストの価格もVAT 込で書かれています。(VATは、ちょうど日本の消費税の感覚です) これらを輸出する場合、VATはつかない価格で輸出申告するはず。 フランス…

spalting

材を決めるとき、当初Florianが「こういう線嫌いでしょ?」っと聞いてきて、サプライヤーもメールに入れといたから感想を聞かせて。ということになった。 ISEMANのワイゼンボーンが最初気に入って、今でも好みの杢目なのはTony FrancisのカーリーコアとISEMA…

ちなみにですが

このBlog でFlorianにweissenbornを発注し入手するまでの一部始終を日本語で記事に書くこと、すでにここまで書いちゃってますが、これを期にFlorian本人にも説明して(と言ってもメールの中の2、3行ですが)OKもらいました。 Florianに関する情報は前出の…

結局ロゴはどうなった?

ワイゼンボーン用デフォルトのロゴラベルじゃなくウクレレで最近使い始めた焼印ロゴに変えてくれ!と駄々をこねましたら、「全然問題ないよ」との返事。 ロゴ変更成功!オリジナルワイゼンボーンにこだわる方(そんなやつどれだけいるんじゃ)でしたら焼印で…

材の履歴

この材の履歴を尋ねた所、この木材はもともとは今のサプライヤーの親が手にいれ所有していたものだそう。 それを1990年に今のサプライヤーの物になり、ずっと持っていたそう。彼の手に渡ってから30年位経っているようです。 ちなみにFlorianはなるべく…

制作に入るまで

サプライヤーからフランスの彼の工房に入るまで2週間。 フランスの気候に慣らすのに2週間。 制作に入るまで、約ひと月かかるそうです。

3度めの正直

ようやく材が決まりました。 前にも書きましたが、私の場合、柾目や板目とかではなく見た目、萌えるかどうかが大事。 予想よりSTYLE 1としてはタイガーストライプがちと多いですが、特にサイドに萌えました。(STYLE 3,4ではちょうど良いのでは?) まあ、こ…

進行中.....らしい

Florian に確認を入れてみました。 彼も先週確認したらしく、すぐ返信があリました。 (関係ないけど、こういうふうに小回りがきく所、いいですね) その返信によると、どうも噴火の影響はなく、遅れはあるものの作業は進んでいる模様。 嗚呼、ハワイ時間で…

おおっいいんじゃね?

news.livedoor.com

今度はイタリアから

以前問い合わせをした、ハーマンギターを作っているErmanno からメールが来ました。 ハーマンギターはYOUTUBEに動画を多く投稿し、また僕がたまに見ている掲示板にも書き込みが多い。多分めぼしい(お客さんが紐づいてない)新作ができると書き込んでる。 値…

日本人でも

いらっしゃるんですねえ。はじめてしりました。 ワイゼンボーンは他のギターに比べれば作りも単純だしギター製作者にとってはわけないのかも。 4年前の記事で恐縮ですが。 で、値段も何もわからないですが。 写真を拝見すると、シェイプやパーツなどオリジ…