weissenborn を入手するまで

WEISSENBORNというマニアックなギターをこれまた日本では全く無名のFlorian Chateauというルシアーにオーダーするという人柱的な一部始終です。多くの方に読んでもらうブログではありません。たまに過去記事に加筆修正します。コメントはどなたでもお気軽に!

spalting

 

 

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材を決めるとき、当初Florianが「こういう線嫌いでしょ?」っと聞いてきて、サプライヤーもメールに入れといたから感想を聞かせて。ということになった。

ISEMANのワイゼンボーンが最初気に入って、今でも好みの杢目なのはTony FrancisのカーリーコアとISEMANな私としてはなんの抵抗もなかったわけで、ISEMANみたいじゃん!とこの材に決めたわけです。

(ISEMANのギターにはこういうの多かったです。)

例えばこういうやつ 黒い線がかっこいいんですよね。あんまり多いと嫌だけど。

www.youtube.com

 これも外見は似ている。

ピックアップを通してオーバードライブを強めにかけてるんで音はうるさく好みではない。

 

youtu.be

 

サプライヤー曰く、この黒い線は”spalting”と言うそうで、材木にする前に菌が入ったり虫食いだったりするんだそうです。

別に腐ってるわけではないし音響的には「よい」という研究結果もあるんだ!と。

 

www.sciencedaily.com

 

spalted koa guitar でググると”これただの虫食いじゃねえの”という画像がいっぱい出てきますね。これはこれできれいなんですが、虫とかバクテリアと思うと程度によっては気持ち悪い。